ベルカント音楽学院

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歌う時の腹式呼吸について

歌をうたうときは、腹式呼吸がよいとされています。
胸式呼吸の場合は、上半身に力が入ります。
力が入りすぎると、声が固くなり、良い声が出せなくなるのです。
何故腹式呼吸がよいのでしょうか?
それは歌う時には良くないとされている「のど声」にならないためです。
「のど声」では息の支えや声の支えが不安定になるので良い声にはなりません!
どうすれば腹式呼吸ができるのでしょうか?
皆さんが寝ているときに腹式呼吸になっています。
息をすうときお腹が膨らみ、息を吐くとき、お腹がへこみます。

立っているときは、お腹や脇腹に手を当てて、息を腰に届けるようにしましょう!
おへそが息を吸うようにしましょう!

ポイント
1、たくさん息を吸わず、花の香りをかぐくらいで良いです。
そして息をちゃんと吐いたあとには自然に息は体の中にはいってきます。

2、息をすったとき、息がおへそやわき腹、足の先まで届くような感じで吸いましょう!
お腹が少し膨らむ感じになります。

3、息を吸ったら、そのまま数秒とめて、歯のあいだから少しずつ「スーッ」と息を吐きます。
息を吐きながらお腹をなるべくへこませないようにしましょう!