ベルカント音楽学院

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科目紹介 – オカリナ –

Let’s Play オカリナ!!
オカリナは“小さなあひる”という意味です。
オカリナは誰にでも気軽に吹ける楽器です。
好きな曲を吹いてみませんか~♪

〔オカリナのご紹介〕
オカリナは大きさによって音域が変わります。(約1オクターブ半の音が出ます。)
小さい方が高い音がします。
大きく分けてソプラノ管・アルト管・バス管の3つに分けられます。
材質は陶器製の物が主流ですが、プラスティック製や木製の物もあります。

◎代表的な管の種類です
〔ソプラノ管〕

〔アルト管〕

〔バス管〕

[補足] オカリナは、違う調の管があります。
F管…ドの運指をするとF(ファ)の音が出る
G管…ドの運指をするとG(ソ)の音が出る
C管…ドの運指をするとC(ド)の音が出る
違う調の管は同じ楽譜を吹いても出る音が違います。(どの管でも運指は同じです。)
※メーカーによって指の穴の位置が少し違います。
ここでは、日本におけるオカリナの父と呼ばれているアケタ製の楽器を使用しています。(9,000円~)
☆初心者の方には、息が楽なソプラノF管をおすすめしています。

◎オカリナの吹き方
・持ち方(指のポジション)
〔オカリナの表面〕

〔オカリナの裏面〕

・くわえ方
口を少し突き出して軽くくわえる。(深すぎないように)

・息の出し方
歌口(吹き込み口)から息を入れるだけで簡単に音が出ます。
深呼吸をする様に深く、気持ち良く出す。
(だ液が一緒に出ないように気をつけます。オカリナの故障の原因になります)

・タンギング
音を出す時に舌を作って、トゥー・デゥー・トォーと発音します。
(自分にとってやり易い発音でOK)
舌の中央より少し前あたり(舌の先でなくて良い)を軽く上あごにつけて離れる感じです。
出したい音の息の柱を用意し、その柱を壊さない様に気をつけて出す。

・運指
穴を押さえる組み合わせで音を出してゆきます。
穴を半分押さえる指は使わないので簡単です。

◎幅広いレパートリー
オカリナは小さな楽器ですが、どんな曲でも吹くことが出来る優れた楽器です。
・クラシック
・ポピュラー
・日本の歌、童謡
・JAZZ
・懐メロ
・歌謡曲
・ニューミュージック
・ジブリ
ポケットにしのばせて、公園・川のほとりや小さな集まりなどで吹いてみてはいかがでしょうか?

やりたい!と思ったら、
楽器を買う前にぜひ無料体験レッスンを!!(楽器はお貸しします。)
オカリナは手作りの楽器なので、一本一本音色や音程が違います。初めての方には選ぶのは至難の技でしょう。
楽器は、先生に選んでいただくことをお勧めします。
体験レッスンでは教室の楽器をお貸しします。
体験レッスン後に生徒さんに合った楽器を先生がお選びします。
(生徒さんの息の量や、音色・音程に合った楽器を10本くらいの中から実際に吹いて選びます。時間が合えば一緒に行くこともできます。)
体験レッスンでは、実際にオカリナに触れて、簡単な持ち方、吹き方をお教えします。そして自分の息で音を出してみましょう。

◎アンサンブルを楽しもう!!
オカリナはアンサンブルも楽しめる楽器です。
この学院では、アンサンブルの発表会もあり、毎年生徒の皆さんで出演します。(自由参加)