レッスンでは3つのjoyfull(喜び)の実現を目指します!
●きれいな音が出せるようになりたい
●素晴らしいフルートの音楽に出会いたい
●大好きな曲が演奏できるようになりたい
〔喜びを得るために〕
よく芸事の習得の大変さを表す例えに「首振り三年」という言葉があります。和楽器の尺八の唸るような音を出す為に首を振る動作からきた言葉です。美しい音を得るのはそれくらい大変という例えです。しかし「三年も振るのか…」と言ってやめてしまう人はそういないのでしょう。きれいな音が出してみたくて始めるのですから。そして美しい音を出せるようになった時の喜びは何事にも代えられません。
〔音づくりの楽しさ〕
フルートのレッスンではまず音を出すことから始めます。特に初めてフルートを触る方は最初の関門ですね。吹き方の本や写真、最近ではDVDなども数多くありますが、口の形や息の量などは人それぞれなので自分に合った教材を見つけるのは大変でしょう。経験者の生徒さんも、まずは生徒さんに合った吹き方を先生と共に作っていきます。音づくりはこれで良しというのはなくフルートを吹くにあたっての永遠の課題です。それが楽しいのです。
〔楽器選び〕
フルートを習うにあたり、必要なものの一つに楽器があります。これがなければ始まりません。一口にフルートと言ってもいろいろあります。バロックフルートと言ったら学校で習う縦笛です。パンフルートと言ったら筒が立てに並んだ南米の楽器です。ここでいうフルートはオーケストラの真ん中左に座ってるあのフルートです。コンサートフルートともいいます。一般的にはフルートと言ったらそれですね。価格が高価なので十分吟味する必要があります。まずは素材による違いを紹介します。
[洋銀製]
真鍮(スプーンなどの材料)で作られていて貴金属の楽器に比べ熱伝導がよく初心者や子どもさんでも吹きやすいモデルです。価格帯はメーカーにより5〜15万円くらいです。
[銀製]
文字通り銀でできています。真鍮に比べ比重がありより豊かな表現が可能です。暖かみのある響きが特徴です。価格帯は一部分を真鍮製にした物が15〜40万円くらい、総銀製は60〜100万円です。
[金製、プラチナ製]
文字通り金でできています。銀に比べ比重や熱伝導率の違いから明るいきらびやかな音色です。音を鳴らすのにしっかりとした息が大事なので初心者には不向きと思われます。価格帯は金の種類にもより幅広く9Kで150万円〜、14Kで400万円〜、24K、プラチナで700万円〜と大変高価です。
[木製]
材料となる木は様々です。暖かみのあるやさしい音色です。割れてしまう事があり扱いには注意が必要です。価格は80万円〜です。
楽器には色々な種類があり、足部管にもC足(最低音が「ド」まで出る)とH足(最低音が「シ」まで出る)があります。また、カバードキーとリングキー(穴のあいたもの)があり、それぞれ特色があります。
最初は音の出しやすい洋銀製ではじめて、上達に合わせて買い換えることをおすすめします。
物によっては一生もののお買い物となるので先生や周りの人と相談したりして、自分に合う楽器を見つけましょう。
〔フルートは“気”で吹こう!〕
「念ずれば花開く」という言葉がありますが、フルートもその気になる事が上達への鍵となると言っても過言ではありません。
・上手に吹いている自分をイメージしてなりきって吹こう!
・遊びのつもりで面白がって吹こう!
・感じた思いを音につめよう!(感じて反応:まずは何かを感じることが大切です。それに身体が反応し思った音が出るようになります。)
練習は義務ではありません。楽しく良いイメージで吹くのが一番です。そうすれば、いち早くそのイメージに近づきます。
そして、フルートが自分を解放してくれる最良の友となるでしょう。
レッスンでは、呼吸のこと、運指のこと、メロディー作りなど、ひとり一人、何が良い状態なのかを追求し、喜びの実現を目指してゆきます。
◎幅広いレパートリー
・クラシック…フルートの有名なオリジナル曲やピアノ・ヴァイオリン等の名曲もフルートで。
・日本の歌、童謡…古くから伝わる日本の名曲はフルートにぴったりです。
・懐メロ、歌謡曲…ニューミュージック、ジブリなどお気に入りの曲を吹く事も。
・JAZZ…スタンダードやボサノバなど。
やりたい!と思ったら、
楽器を買う前にぜひ無料体験レッスンを!!(楽器はお貸しします。)
体験レッスンでは、実際にフルートに触れて簡単な持ち方、吹き方をお教えします。そして自分の息で音を出してみましょう。
◎アンサンブルを楽しもう!!
フルートは気軽にアンサンブルも楽しめまる楽器です。
この学院ではアンサンブルの発表会もあり、生徒さん同士やお友達・家族と出演し、音楽の輪が広がってゆきます。
また、年に1階の施設訪問コンサートでは、講師と生徒さんで、練習を重ね多くの方々に聴いて頂き、音楽を通して対外的にも交流の場を広げてゆきます。