ベルカント音楽学院
題名にあるツェルニーという人物は、練習曲を数多く残しました。子供の頃に弾いた事がある方もいると思います。
ドビュッシーは、ツェルニーを称賛していたわけではなく、皮肉としてこの題名をつけました。 冒頭は、ドレミファ ソファミレというツェルニーに見られる無機質で単調なモチーフから始まり、徐々にドビュッシーらしく多彩な音楽が鳴り響きます。
ピアノ 髙橋 樹